国際リスニング学会(International Listening Association)

2010年 第31回年次大会参加報告

 

2010年3月24日から3月30日にかけて、米国ニューメキシコ州アルバカーキ市内(ハイアット・リージェンシー・アルバカーキ ホテル)で開催された国際リスニング学会(ILA)の年次大会に参加して、〈対話法〉を発表した。

この学会は、文字通り、リスニング(listening・傾聴)やコミュニケーションについての研究と指導をしている人たちでつくる団体である。

今回で3年連続して参加したことになるが、今回の主目的は、〈対話法〉の中心である「確認型応答」や「反応型応答」という概念と、これらを区別するための練習方法を紹介することであった。

大会は、現地時間で3/25〜3/27の3日間。2日目は、アルバカーキの北100Kmほどに位置するサンタフェにある博物館と美術館で、先住民の芸術やコミュニケーションに関する文化を学んだ。

3日目(27日)の午後一番に、浅野が担当したセッション(Exercise in classifying types of response as confirmative or reactive)が行われた。

セッションの終了後、〈対話法〉に関心を持った数人のメンバーと個別にディスカッションをする機会があった。特に、カンザス州の大学で理学療法や心理療法を教えている先生たちが興味をもってくれた。

来年の大会は、米国テネシー州のジョンソンシティーで開催される。次回は、できれば〈対話法〉のミニ・ワークショップを企画したいと考えている。

大会参加の前後に、アルバカーキ市内を観光した。今年も、全行程一人旅だったため、自分が写っている写真がほとんどない。

成田からダラスまで搭乗したアメリカン航空機

ニューメキシコ州アルバカーキ国際空港のバス停

ニューメキシコ大学

アルバカーキ市内を横断する「ルート66」を走るバス
移動は、すべて公共バスを利用した(2ドルで1日乗り放題)

大会の会場になった Hyatt Regency Albuquerque
 

滞在したのは大会会場から徒歩で15分のホテル
慣れてきたのでエコノミーなホテルを利用した

サンタフェに移動中のバスから見たニューメキシコの砂漠

サンタフェ市内(ギャラリーが多い)

  

ニューメキシコ美術館(外観は先住民の家屋を模している)

ニューメキシコ自然科学博物館前で(日差しがまぶしい)

博物館に展示してある月の石(さりげなく置いてある)

  

市内を縦断するリオ・グランデ川

  

アルバカーキは標高が高い。周辺の山々には残雪があった
 

国立核科学史博物館
史上初の核爆弾の爆発実験はニューメキシコ州で行われた

館内に展示してある核爆弾(広島・長崎型)の原寸大模型
 

  

帰国前日に宿泊した空港近くのホテルの窓から

  

ホテルから見た地平線に沈む太陽

  

アルバカーキからシカゴまで搭乗した飛行機

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