国際リスニング学会(International Listening Association)

2008年 第29回年次大会参加報告

 

 

2008年3月26日から4月1日にかけて、アメリカ北東部メイン州にあるポートランド市内で開催された国際リスニング学会(ILA)の年次大会に参加してきた。(大会は現地時間で3/27〜3/29の3日間)

この学会は、文字通り、リスニング(listening・傾聴)やコミュニケーションについて研究あるいは指導をしている人たちの団体である。

参加を決めた一番の目的は、〈対話法〉と関連の深い「傾聴」に関する研究の動向を知ることであった。

なお、機会があれば、リスニングやコミュニケーションの専門家に、〈対話法〉が提唱する確認型応答や反応型応答の概念を紹介して、その手ごたえ(国際的な位置づけ)をつかんでくることも目的の一つであった。

結果的に、数人の参加者と〈対話法〉について話をする機会があり、予想していた以上の興味をもってもらえたことに驚いた。

今回参加した範囲で感じたところによれば、アメリカにおいても(たぶん国際的にも)、確認型応答や反応型応答という概念はないようである。

来年の大会(アメリカ中部ウィスコンシン州のミルウォーキーで開催)で発表してみないかと誘われたので、現在その方向で調整中である。

 

成田から搭乗したアメリカン航空機

 

経由地のダラス空港での搭乗機

 

ポートランド行きのバス停(ボストン空港)

 

大会会場になった Holiday Inn Portland-By the Bay

 

ポートランド市内裏通りの雪景色

 

会場でのWayne Bond 氏(元会長)と私

 

大西洋に続くCasco Bayの朝焼け

 

ポートランド港とCasco Bay

 

同市出身、ジョン・フォード監督の像

 

ケンブリッジからボストン市内を望む

 

ボストンの街角

 

レッドソックスのフェンウェイパーク

 

ハーバード大学のサイエンスセンター

 

マサチューセッツ工科大学(MIT)

 

マサチューセッツ工科大学(MIT)

 

成田へ向かう搭乗機

(シカゴ・オヘア空港)

驟雨にかすむ管制塔を機内から望む

 (シカゴ・オヘア空港)

 

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